プロ野球レギュラーシーズン終了 熾烈なタイトル争いを制したのは誰か セ・リーグ打者編

右打者

こんにちは。

現在、東京ヤクルトスワローズとオリックス・バファローズによる日本シリーズが繰り広げられていますが、今日はプロ野球のレギュラーシーズンタイトル獲得者を紹介したいと思います(2021年11月23日現在)。本日はセ・リーグ打者編。

セ・リーグのタイトル争いは熾烈な戦いが繰り広げられました。

目次

打率編 最後まで目が離せなかった戦い、僅かな差で首位打者獲得

順位選手名チーム名打率
1鈴木 誠也広島.317
2坂倉 将吾広島.315
3牧 秀悟DeNA.314

首位打者に輝いたのは広島の鈴木誠也外野手。

https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=001-20210405-32

鈴木選手はプロ9年目の27歳。WBCや東京オリンピックに日本代表として出場しています。

首位打者は2019年以来2回目の獲得。2019年の獲得の際は、平成生まれ初獲得の選手になりました。

鈴木選手は今季、最高出塁率のタイトルも獲得しています。

2位は首位打者までもう少しだった5年目の坂倉将吾捕手。一塁手として先発する試合も多く、捕手と一塁手両方守ったこともありました。シーズン中は5番で起用され、初の規定打席に到達した。

3位はDeNAの牧秀吾内野手。プロ1年目の新人です。今季は137試合に出場し、DeNA打線を支えました。新人王候補に名前が上がり、打者としてDeNAを代表する選手になりつつあります。

本塁打編 どちらも譲らない2人の本塁打王

順位選手名チーム名本塁打
1村上 宗隆ヤクルト39
1岡本 和真巨人39
3鈴木 誠也広島38

本塁打王に輝いたのは村上宗隆内野手と岡本和真内野手の2名。

https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20210926-11

まずはプロ4年目の村上宗隆内野手。村上選手は今季、ヤクルトの不動の4番としてリーグ優勝に大きく貢献しました。

東京オリンピックに日本代表として出場し、金メダルを獲得。今季は通算100本塁打とシーズン100打点のNPB最年少記録を打ち立てました

昨季は本塁打28本でリーグ2位。今季は11本増産し本塁打王のタイトルを獲得しました。

巨人の岡本選手は、プロ7年目の内野手。昨季に続いて2度目の本塁打王タイトル獲得となりました。

昨季よりも本塁打を量産し、タイトル獲得。終盤の方は不調でなかなか本塁打が出ませんでしたが、なんとかトップをキープ。

来季も巨人の不動の4番として、リーグ優勝・日本一に貢献してほしいです。

そして本塁打数3位はトップまで1本だった首位打者・鈴木誠也外野手。今季はコロナウイルスに感染してしまい、登録を抹消されたこともありました。

しかし、後半戦から本塁打を量産し、最終的に38本の本塁打を打ちました。

打点編 1点差で打点王が決定、2人の若武者対決

順位選手名チーム名打点
1岡本 和真巨人113
2村上 宗隆ヤクルト112
3山田 哲人ヤクルト101

打点王に輝いたのは岡本和真内野手。

https://www.chunichi.co.jp/article/240912

本塁打王・岡本和真内野手は2年連続で打点王も獲得しました。

昨季の97打点から16打点加算し、100打点を突破しました。

巨人の4番と言ったら「岡本和真」。これからも巨人打線を牽引して行ってもらいたいです。

2位はこちらも本塁打王・村上宗隆内野手。岡本選手に1打点及びませんでした。村上選手は2年連続打点ランキング2位

来季こそは打点王を獲得して欲しいです。

3位はプロ11年目・ヤクルトの山田哲人内野手。村上選手の前・3番を打ち打点を稼ぎ、100打点を突破しました。

山田選手は開幕こそ不調だったものの、最終的に見ればヤクルトの優勝に大いに貢献しました。

来季は久しぶりにトリプルスリーが見てみたいです。(打率3割・30本塁打・30盗塁)

盗塁編 阪神の快進撃を牽引、新人のスピードスター

順位選手名チーム名盗塁
1中野 拓夢阪神30
2近本 光司阪神24
3塩見 泰隆ヤクルト21

盗塁王に輝いたのは中野拓夢内野手。

https://hochi.news/articles/20210903-OHT1T51272.html

中野選手はプロ1年目の新人。30個の盗塁を決め初タイトルを獲得しました。

開幕1軍を果たし、プロ初打席ではセンター前ヒットを記録。

4月10日にプロ初盗塁を記録。ここから阪神のスピードスターとして盗塁を稼いでいきます。

新人として2019年の近本以来NPB史上3人目の盗塁王を獲得しました。

2位は同じ阪神の近本光司外野手。昨季まで2年連続で盗塁王を獲得していました。今季は打線の中心として阪神の快進撃を支えました。

1位と2位が阪神の選手。今季の阪神の強さを支えたのは2人の足かもしれません。

3位はヤクルトのリードオフマン・塩見泰隆外野手。今季はヤクルトの1番として打線を牽引しました。

今季はサイクルヒットも達成し、初めて規定打席にも到達しました。

クライマックスシリーズのファイナルステージでは計3戦で打率.400、4打点を挙げチームを勝利に導きました。

安打編 阪神のリードオフマン、一時は首位打者争いに加わる

順位選手名チーム名安打
1近本 光司阪神178
2佐野 恵太DeNA165
3桑原 将志DeNA161

最多安打のタイトルを獲得したのは近本光司外野手。

https://sports-sokuhou.com/archives/11281778.html

プロ3年目の近本選手。昨季まで2年連続で盗塁王を獲得していました。

2019年には159安打放ち、セ・リーグ新人最多安打記録を保持しています。

今季は開幕から不調でしたが、前半戦終了時点で打率3割近くまで回復

一時は首位打者争いにも加わりましたが、負傷交代もあり、首位打者のタイトルは獲得できませんでした。

しかし、近本選手の活躍は今季の阪神に大きく貢献しました。

2位はDeNAの佐野恵太外野手。プロ5年目になります。

昨季は首位打者を獲得しておりDeNAを代表する打者となっています。

今季は3番に座りDeNA打線を支えました。

3位はDeNAの桑原将志外野手。プロ10年目です。

今季は開幕から打ちまくり、打率は自己最高の.310を記録二塁打数39本はセ・リーグ最多です。

14本塁打も自己最多で、リードオフマンとしてDeNA打線を牽引しました。

まとめ

今季のセ・リーグタイトル獲得者についてまとめてみました。

優勝争いも目が離せませんでしたが、タイトル争いも目が離せませんでした。

今年のセ・リーグタイトル争いは、近年で最もレベルが高かったように思えます。

来季も同じ選手が活躍するのか、はたまた違う選手が躍り出てくるのか。

来季のセ・リーグにも注目です。

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