こんにちは。
今日はプロ野球、パ・リーグの打者タイトル獲得者についてみていこうと思います。
オリックス・バファローズの優勝で幕を閉じたパ・リーグですがタイトル争いはどうだったのでしょうか。
投手編も是非ご覧ください!
⇨プロ野球レギュラーシーズン終了 熾烈なタイトル争いを制したのは誰か パ・リーグ投手編
目次
首位打者 オリックス優勝の立役者、怪我しても復活する大打者
順位 | 選手名 | チーム名 | 打率 |
1 | 吉田 正尚 | オリックス | .339 |
2 | 森 友哉 | 西武 | .309 |
3 | 杉本 裕太郎 | オリックス | .301 |
首位打者のタイトルを獲得したのはオリックスの吉田正尚外野手。昨季に続いて2年連続受賞です。
今季は首位打者の他に最高出塁率のタイトルも獲得しています。(出塁率.429)
今季は選手会長に就任し、開幕当初は中嶋監督の方針で2番を打っていました。
5月からは3番に固定され、「3番吉田正尚、4番杉本裕太郎」の打線が完成しました。
東京オリンピックにも出場し、通算打率.350を記録し金メダル獲得に貢献しました。
9月初旬に左足を負傷、10月には死球を受け骨折しましたがクライマックスシリーズで復活。骨折から39日での復活でした。
投手陣は山本由伸投手、打者陣は吉田正尚外野手という中心人物がいたオリックスは25年ぶりにリーグ優勝を決めました。
2位は西武の森友哉捕手。2019年の首位打者は昨季と全く違う活躍を見せました。2020年シーズンは大不振でしたが、今季はシーズンを通して正捕手の座に居座り続けました。
攻守で正捕手の座を取り戻しました。
3位はオリックスの杉本裕太郎外野手。杉本選手も今季は大活躍。吉田正尚選手とともにオリックスの打線を牽引しました。

本塁打王 オリックスの4番としてチームを支えたラオウ
順位 | 選手名 | チーム名 | 本塁打 |
1 | 杉本 裕太郎 | オリックス | 32 |
2 | レアード | ロッテ | 29 |
3 | 柳田 悠岐 | ソフトバンク | 28 |
本塁打王に輝いたのはオリックスの杉本裕太郎外野手。初タイトル獲得になります。
「ラオウ」の愛称で親しまれ、本塁打を打った後のパフォーマンスももちろん「ラオウ」。
6年目の今季はシーズン途中から4番に定着。10月7日にキャリア初となる30本塁打放ちました。
自身初の規定打席に到達し、打率も.301と安定した打撃を見せました。最終的に32本の本塁打を放ち、球団としては2010年のT-岡田外野手以来の本塁打王獲得となった。
クライマックスシリーズでは決勝本塁打を放つなど活躍し、シリーズMVPに選出された。
2位はロッテのレアード内野手。今季は136試合に出場。リーグ2位の本塁打を放ち、ロッテの快進撃を支えました。
今季は2年契約の2年目だったこともあり、去就が注目されていましたが、残留を発表。来季は来日8年目。
ロッテが優勝できるよう今季のような打撃を期待しています。
3位はソフトバンクの柳田悠岐外野手。今季は4番や2番を打ち、チームを支えました。
史上110人目となる通算200本塁打を達成。一時は本塁打数トップに立つなど、チームが苦しい中、孤軍奮闘の活躍を見せました。

打点王 東北の仕事人が初タイトル受賞
順位 | 選手名 | チーム名 | 打点 |
1 | 島内 宏明 | 楽天 | 96 |
2 | レアード | ロッテ | 95 |
3 | 杉本 裕太郎 | オリックス | 83 |
打点王に輝いたのは楽天の島内宏明外野手。初タイトル受賞になります。
開幕は3番を務めていたものの、5月から4番に起用されることが多くなる。
得点圏で高打率を残し、3番の浅村内野手の高い出塁率もあり打点を量産しました。自身初のオールスターに出場し、4打数3安打3打点の活躍。MVPに輝きました。
本塁打数も21本打っており、パンチ力のある打撃に定評がある。終盤はレアード選手の猛追もあったが、なんとか振り切り自身初のタイトルを獲得した。
2位はロッテのレアード内野手。終盤戦に本塁打を量産、打点も稼ぎ島内外野手を猛追するも後1打点届かず2位になりました。
今年のロッテの快進撃を支えた打者の1人です。
3位は本塁打王を獲得したオリックスの杉本裕太郎外野手。本塁打を量産する傍ら、打点も稼いでいました。
楽天の島内外野手と同じく、3番に高い出塁率を誇る吉田正尚外野手がいました。

盗塁王 盗塁王に輝いたのは新人含め4人
順位 | 選手名 | チーム名 | 盗塁 |
1 | 荻野 貴司 | ロッテ | 24 |
1 | 源田 壮亮 | 西武 | 24 |
1 | 和田 康士朗 | ロッテ | 24 |
1 | 西川 遥輝 | 日本ハム | 24 |
盗塁王に輝いたのは4選手。
ロッテの荻野貴司外野手、和田康士朗外野手、西武の源田壮亮内野手、日本ハムの西川遥輝外野手。
4選手が同時に盗塁王を獲得するのはプロ野球史上初めての出来事。
まずは荻野貴司外野手。今季は143試合に出場しました。全試合1番で起用され、初めて盗塁王を獲得しました。
35歳での盗塁王獲得は史上最年長の記録。
同じくロッテの和田康士朗も盗塁王を獲得。今季は96試合に出場し、代走起用がメインだった。24打席しか立っておらず、最少打席数の盗塁王となりました。
和田外野手は初タイトル獲得になります。
西武の源田壮亮内野手も盗塁王を獲得。源田選手は今季死球や自打球などの影響で欠場する試合が多かった。
東京オリンピックにも出場し、金メダルを獲得している。
そして日本ハムの西川遥輝外野手。2018年以来4回目の盗塁王タイトル獲得。
レギュラーシーズン最終戦で24個目の盗塁を記録。今季は打撃不振だったが、出塁率は高く(.362)、低迷するチームを支えました。

最多安打 打って走ってロッテの快進撃を支えた男が受賞
順位 | 選手名 | チーム名 | 安打数 |
1 | 荻野 貴司 | ロッテ | 169 |
2 | 柳田 悠岐 | ソフトバンク | 155 |
3 | 鈴木 大地 | 楽天 | 153 |
最多安打のタイトルを獲得したのはロッテの荻野貴司外野手。
安打数は自己最多となり、初めて最多安打のタイトルを獲得しました。
シーズンを通して2軍に落とされることなく、ロッテのリードオフマンとして活躍しました。
打率.296はリーグ6位の数字であり、守備でも失策0を記録しました。
今季は打って走って守ってと大活躍でした。
2位はソフトバンクの柳田悠岐外野手。昨季の最多安打タイトル獲得打者は惜しくも2位。
柳田外野手は出塁率も高く(.388)、選球眼も良い打てる打者です。
東京オリンピックにも出場し、金メダル獲得に貢献しました。
3位は楽天の鈴木大地内野手。今季は143試合に出場し、楽天打線を支えました。昨季に続き全試合に出場しました。

まとめ
今年のパ・リーグのタイトル獲得者をまとめました。
まさか盗塁王が4人も現れるなんて、想像できませんでした。
そして、リーグ優勝を決めたオリックスからは首位打者と本塁打王が選出。投げては山本由伸投手と今季のオリックスは投打において完成していました。
打点王を獲得したの島内選手はタイトル初獲得。来季も楽天打線を牽引していってほしいです。
ここまで4回に渡ってプロ野球2021年シーズンのタイトル獲得者を紹介してきました。
あとは新人王やゴールデングラブ賞、ベストナインの発表を待つのみです。
昨日(11月25日)、日本シリーズでオリックスが勝ちなんとか踏ん張りました。
日本一を決める戦いからも目が離せません。
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