第49回衆議院議員総選挙終了 まさかの落選してしまった大物議員4選

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こんにちは。

先週10月31日に第49回衆議院議員総選挙が行われました。

自由民主党・公明党の与党が勝利し、野党共闘を掲げた野党は敗北しました。

大まかに見れば、与党の勝利、野党の敗北ですが、細かくみていくと大物議員さんが何人か落選しています。

小選挙区で落選し比例代表で復活できたという方もいれば、比例代表でも復活できなかったという方もいます。

今日はその議員さんたちを何人か紹介していこうと思います。

目次

当選回数現役議員最多の17回 小沢一郎(小選挙区落選・比例復活)

https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20211101-OYT1T50094/

岩手県政に絶大な影響力を持ち、「小沢帝国」に君臨してきた帝王も今回の選挙は厳しい戦いだった模様。

当選回数は現役議員最多の17回。そんな小沢氏が今回の選挙では「落選」を味わいました。

比例代表で復活したものの、小沢氏が小選挙区落選というのは小沢氏、小沢氏関係者、政界のほとんどの人が驚いたと思います。

約半世紀にわたって17選した土地で、無敗の男が人生で初めて敗れた。

「壊し屋」「剛腕」の異名を持ち、長年、政界のうねりを先導してきた。

今回、小沢氏を破ったのは自由民主党の若手38歳の藤原崇氏である。藤原氏の今回の勢いは凄まじく、小沢氏は初当選以来となる異例のお国入りをした。

若手の勢いに負けてしまった小沢氏。

今後の動向も気になります。もう一度、あの熱弁を見せてほしいです。

自由民主党立党以来初の現職幹事長落選 甘利明(小選挙区落選・比例復活)

https://www.jimin.jp/news/paper_2954_2/

岸田内閣発足後、幹事長に就任した甘利明氏。「政治とカネ」問題は払拭できず、小選挙区で落選しました。

比例代表で復活はしたものの、現職幹事長が小選挙区で落選するのは異例のこと。

在任期間は、歴代自民党幹事長で2番目に短い。(1番短いのは約2週間の麻生太郎氏)

安倍氏・麻生氏とともに「3A」と称されていましたが、今回の選挙で「3A」の構造は崩れそうです。

甘利氏は選挙後、幹事長を辞任辞任する意向を固めました。(後任は茂木外相)

甘利氏は過去の不祥事について「寝耳に水」と発言し、身の潔白を主張していましたが、国民が下した審判は「落選」という形になりました。

数々の大臣を歴任 石原伸晃(小選挙区落選・比例復活ならず)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/140062

当選回数10回を誇り、多くの要職を務めてきた石原伸晃氏。小選挙区でまさかの落選。

そして、比例代表で復活もできなかったため議席を失いました。

自民党内では石原派の会長でもあることから一定の力を持っていました。

元東京都知事の石原慎太郎氏を父に持ち、長く政界に身を置いてきた石原伸晃氏。

弟の石原宏高氏も国会議員である。この宏高氏も国会議員であり、今回の選挙で落選している。

しかし、宏高氏は最後の比例議席を獲得し比例復活を果たしている。その時に次点にいたのが伸晃氏だった。

兄弟で明暗が分かれた今回の選挙。伸晃氏の今後の活動に注目です。

立憲民主党副代表 自民党キラー 辻元清美(小選挙区落選・比例復活ならず)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/140102

立憲民主党副代表の辻元清美氏も小選挙区で落選した。比例復活もならず議席を失った。

辻元氏といえば、枝野氏・蓮舫氏と共に自民党の不祥事に対して厳しく突っ込むことで有名だ。

森友問題の時は安倍元首相に強く説明を求めていた。

今回の選挙では議席数を多く伸ばした日本維新の会の候補者に敗れた。

辻元氏のいない国会。自民党議員からしたら嬉しいでしょうけれど、寂しいですね…。

まとめ

今回は第49回衆議院議員総選挙で落選してしまった大物議員を4人取り上げました。

勝った自由民主党も、負けた野党も大きな痛手となったと思います。

今回の選挙を踏まえて、落選した方達は次回の選挙で頑張ってもらいたいです。

もちろん大物議員を落選に追い込み、当選した方も今後の国政のために頑張ってください!

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