こんにちは。
今日は、第49回衆議院議員総選挙で議席を減らすことになった立憲民主党について書いていこうと思います。
総選挙の結果、代表の枝野幸男氏は代表職を辞任する意向を示しました。
⇨第49回衆議院議員総選挙終了 与党の勝利・野党の敗北 各党の動きまとめ

そこで、立憲民主党では新しい代表を決めるため11月末に代表戦を行うこととしています。
新代表が決まるまでは枝野氏が代表を務めます。
目次
立憲民主党の選挙
第49回衆議院議員総選挙の結果は立憲民主党にとって痛い結果になりました。
日本共産党などと連携し、「野党共闘」を掲げ、候補者を一本化するなどして与党に対抗しました。
テレビや新聞、各報道社の選挙前予想では、立憲民主党は議席数を伸ばすという予想でした。
しかし、議席数は選挙前の110議席から14議席減らし、96議席。100議席を割ってしまいました。
また、小沢一郎氏(比例復活)、辻元清美氏(比例復活ならず)らの議員が小選挙区で落選するなど厳しい戦いでした。
野党第一党の座は維持しましたが、政権交代失敗、自民党を過半数に追い込めなかったなど選挙全体を見ると、立憲民主党は敗北という形でした。

⇨第49回衆議院議員総選挙終了 各党の議席数はどうなったのか? 大幅に増やしたのはあの党!
枝野幸男氏の代表辞任発表
総選挙の結果を受け、枝野氏は代表を辞任する意向を示しました。
4年間、立憲民主党を率いてきました。野党第一党として与党にプレッシャーをかけてきました。
菅首相不出馬表明、次の総裁は誰に?の記事でも書きましたが、まずはお疲れ様でしたという言葉をかけたいです。
リーダーとしてまとめ、引っ張っていくというのは大変なことです。
枝野氏にも批判は多かったと思いますが、頑張ってくれました。総選挙の小選挙区で枝野氏は勝利。
2011年3月11日、日本が未曾有の災害(東日本大震災)に国民が襲われた時、先頭に立ち陣頭指揮をとっていたのは内閣官房長官姿の枝野氏でした。
福島原発の事故という大きなアクシデントがありましたが、最低限の被害で抑えたことは評価できると思います。
内閣官房長官、野党第一党党首として国政で活躍してきた枝野氏。ゆっくりと休んでいただいて、また国会で熱い討論をお願いしたいです。お疲れ様でした。

立憲民主党の代表選
立憲民主党は11月12日に開かれた両院議員総会で枝野代表の辞任を了承しました。
後任を決める代表選は11月19日告示、30日投開票という流れになります。
今回の立憲民主党の代表選は、当所属の国会議員のほか、国政選挙の公認候補予定者、地方議員、党員・サポーターによる投票で争われます。
投票はポイントに換算されて集計され、合計572ポイントの過半数を獲得した候補者が新しい代表に選ばれます。
⇨衆参両院の国会議員140人は1人2ポイント。6人いる国政選挙公認候補予定者は1人1ポイント。合計286ポイント。
⇨全国にいる約1200人の地方議員に143ポイント。党員・サポーターも143ポイント。ドント方式によって候補者にポイントを配分。
11月30日に国会議員と公認候補予定者は臨時党大会が開かれ投開票が行われる。
(地方議員と党員・サポーターは11月29日までに郵送またはインターネットを通じて投票)
ちなみに過半数を獲得する候補者がいなかった場合、決選投票が行われます。
上位2名による決選投票で、合計333ポイントを競います。
⇨国会議員が1人2ポイント、公認候補予定者が1人1ポイント、各都道府県連の代表者が1人1ポイントという形になります。
立憲民主党は結党してから初めての代表選になります。

まとめ
自民党の総裁選は大いに盛り上がりました。立憲民主党はどうなるのか期待です。
今回の総選挙では敗れてしまいましたが、来年には参院選があります。
そこに向けて、立憲民主党は大きく舵を切らなくてはなりません。
今回の代表選は、立憲民主党にとって大きなチャンスです。
今の立憲民主党には自民党一強を崩すことができる、強いリーダーシップと行動力のある党首誕生が求められています。
野党第一党を引っ張っていく、みんなが納得するような党首誕生を期待しています。
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