こんにちは。
第49回衆議院議員総選挙から1週間以上が経ちました。
今日11月10日には第206回特別国会が招集され第2次岸田内閣が正式に発足します。
そんな中、総選挙で敗北し比例代表で復活ができなかったある人物が派閥の会長を辞任するというニュースが…。
その人物の名は石原伸晃元幹事長。自由民主党内の派閥の石原派の会長であり、当選10回を誇る大物議員です。
目次
小選挙区で落選 比例代表でも復活できなかった石原氏
石原伸晃氏は数々の大臣を歴任してきたベテラン議員であり、今回の「小選挙区落選・比例代表復活ならず」というニュースは自民党内外に衝撃を走らせました。
1990年の初当選以来、当選回数は10回と自民党内で数多くいる大物議員の1人でした。
元東京都知事である石原慎太郎氏を父に持ち、叔父には俳優の石原裕次郎氏がいます。まさに名門。
議員時代は、規制改革担当大臣、国土交通大臣、自民党政務調査会長、自民党幹事長、環境大臣など多くの要職を歴任してきました。
2012年の自民党総裁選にも出馬。自民党内でも地位が高い議員でした。

石原派とは
石原派とは石原伸晃氏が会長を務める派閥の一つ。
正式名称は「近未来政治研究会」と言い、1998年(平成10年)に設立されました。
設立者である山崎拓氏が2012年(平成24年)に派閥の会長を退いたことから、石原伸晃氏が会長に就任。
このとき、甘利明氏、田中和徳氏らが石原新体制に反発して派閥を離脱。
現在は衆議院議員が7名所属するのみとなっており、総選挙前より人数を減らした。

今後の石原派はどうなるのか
派閥の会長がまさかの落選。そして比例復活もならず国会を去った。
残された石原派のメンバーはどうなるのか。
まとまって二階派に合流するのではないかという見方が浮上している。
石原派のベテラン森山裕氏が二階前幹事長と盟友関係にあるため、全員引き連れていくと思われる。
今回の選挙で二階派も人数を減らしたため、石原派の加入は大歓迎だろう。
一方、石原伸晃氏と個人的に親しかった岸田首相。
このことから、岸田派に合流する説も囁かれている。
今後の石原派の動向に注目が集まります。

まとめ
今回は自民党内の派閥「石原派」に次いて紹介しました。
派閥の会長が議席を失うという、異例の出来事。
石原伸晃氏は今後、国政に戻ってくるのかというのも気になりますが、それ以上に残された7名の石原派がどうなるのかが気になります。
他の派閥合流が多く囁かれていますが、もしかしたら派閥内から会長を選び、石原派を存続させるかもしれません。
合流か存続か、石原派は今重大な局面を迎えています。
今後の石原派がどうなるのか注目です。
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石原伸晃氏公式サイトはこちらから。是非みてみてください。
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