2022年(令和4年)2月4日に北京冬季オリンピックの開会式が行われました。
開会式が行われた場所は、2008年北京オリンピックで使用された北京国家体育場(通称:鳥の巣)です。
閉会式もこの場所で行われます。
開催前は様々な問題がありましたが、なんとか開催することができました。
今日は北京冬季オリンピックについて見ていきます。
引用・出典先→北京冬季オリンピック2022HP
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目次
マスコットが可愛い ビンドゥンドゥン

オリンピックや万博などの国際的催し物にはマスコットが必ず存在します。
北京冬季オリンピックにもマスコットが存在しており、「ビンドゥンドゥン」という名前です。
筆者の第一印象は「かわいい…」でした。
「ビンドゥンドゥン」は「Bing Dwen Dwen」と書きます。
「Bing」には複数の意味がありますが、中国の公式方言である北京語で最も一般的な意味は「氷」です。純粋さや強さの象徴でもあります。
「Dwen Dwen」はたくましさや活発さを意味する言葉で、子供を表しています。
「ビンドゥンドゥン」は宇宙飛行士のスーツを模して氷でできた”シェル”を装着。
このシェルのおかげで「ビンドゥンドゥン」はアスリートと一緒にスケートやスノーボード、スキーをすることができます。(設定まで可愛い…)
「ビンドゥンドゥン」の左の手のひらにあるハートは、出場選手や観客に対する中国のおもてなしの気持ちを表しています。
参加国・地域の数は91(ロシアは個人資格での参加)

北京冬季オリンピックには91の国と地域が参加します。(ロシアは個人資格での参加)
参加選手の数は約3000人です。
今大会ではカリブ海の島ハイチ、サウジアラビアが初めて参加しました。
アメリカ領サモアは1994年の大会以来2回目の参加です。
前大会(平昌冬季オリンピック)に参加した北朝鮮やシンガポールなどは今大会参加していません。
中国と関係が悪化している台湾は「チャイニーズタイペイ」という名前で参加しました。
2月20日までの17日間、7競技、史上最多の109種目でメダル争いが繰り広げられます。
盛大に行われた開会式

2022年(令和4年)2月4日午後8時(中国標準時)に開会式が行われました。
入場する順番はギリシャを先頭、それ以降は中国語の標準漢字による国名の最初の漢字の画数の順番に行進し、入場の最後は中国、その前は2026年大会開催国のイタリアでした。
入場曲は主にヨーロッパのクラシック音楽が使用され、中国代表団の入場時には「歌唱祖国」が流れました。
習近平国家主席や李克強総理、ロシアのプーチン大統領、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長などが出席しました。
日本からは橋本聖子氏、山下泰裕氏が出席しています。
今回はトーチがそのまま聖火になる演出が採用され、雪の結晶型の聖火台にトーチを設置して点火されました。
まとめ
今日は北京冬季オリンピックについてまとめました。
2018年の平昌冬季オリンピックに続いて2大会連続でのアジア開催となっています。
東京オリンピックと同じく、開催前から問題が多く発生していましたが、なんとか開催することができました。
羽生結弦選手を始めとする日本勢も奮闘しています。
世界最高の戦いを見届けましょう!
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