レア度が高いお金編 第3弾 100円玉の前は紙幣だった 百円札

百円玉

皆さんは自動販売機で買い物をするとき、どのお金を使いますか?

今の自動販売機は10円〜1000円まで使えるのが多数です。

その中でやはり100円玉を使うことが多いのではないでしょうか?

その100円玉が誕生する前は、百円札というのが使われていました。100円玉がお札だったなんて信じられないと思うかもしれません。

今日は戦後、日本で発行された百円札について紹介していきます。

引用・出典→独立行政法人 国立印刷局HP

※注‥一部の項目では、「札」ではなく「券」と記述していますが、意味は同じです。

※注2‥現在の法律上、有効な紙幣のみを紹介しています。

戦後に発行された百円札は2種類

百円券は全部で8種類ありますが、現在法律上有効なのは新円として発行されたA百円券とB百円券の2種類です。

1885年(明治18年)、初めて百円券が登場し、1972年(昭和47年)にB百円券の製造が停止されるまで、日本経済を支えました。

今回は現在法律上有効な百円券を紹介します。

A百円券 聖徳太子 1946年(昭和21年)2月25日発行

引用:https://www.npb.go.jp/index.html

A百円券は1946年(昭和21年)2月25日に登場しました。

終戦直後、インフレーション抑制を目的とした新円切替が実施され、切替用の新紙幣として発行されました。

表面の肖像は聖徳太子。左側には法隆寺の夢殿と新円標識(瑞雲)が描かれています。

裏面には法隆寺西院伽藍の全景が描かれました。

透かしは2種類あり、「天平時代の裂の文様」(印刷局彦根工場製造)と「桐の白透かしによる不定位置(ちらし)透かし」(その他の工場)です。

A百円券は1949年(昭和24年度)に製造が終了しており、現在流通量は非常に少なくなっています。

B百円券 板垣退助 1953年(昭和28年)12月1日発行

引用:https://www.npb.go.jp/index.html

B百円券は1953年(昭和28年)12月1日に登場しました。

新円切替を実施してもインフレーションを抑えることはできず、A百円券の発行量は著しく増加しました。

その後、1950年(昭和25年)から1951年(昭和26年)にかけてB千円券、B五百円券、B五十円券が発行されています。

取り残されるような形になったA百円券も1953年(昭和28年)に改刷が行われ、現代的なB号券が出揃うことになりました。

表面の肖像は政治家・板垣退助。左右には「百」の文字のマイクロ文字が敷き詰められています。

上下の輪郭には「百」の文字と「100」の数字の割模様と、地模様として唐草模様のレリーフ模様、宝相華、「100」の数字の連続模様が描かれました。

裏面には国会議事堂が描かれ、左側には「100」の額面金額の上下に唐草模様と宝相華のレリーフ模様が描かれています。

透かしは「100」の数字と桐の図柄です。

1957年(昭和32年)に百円硬貨が誕生しましたが、紙幣需要が根強く、しばらくの間は紙幣と硬貨が並行して流通していました。

1972年(昭和47年)に製造が停止。次第に姿を消していきました。

しかし、日本の発行されていない旧紙幣の中でも現存数が非常に多いため、ネットオークションやフリマアプリで見かけることができます。

気になった方はネットオークションやフリマアプリを見てみてはいかがでしょうか?

まとめ

百円玉が誕生する前は、2種類の百円札が使われていました。

聖徳太子の肖像は多くの紙幣で使われていますね!(千円・五千円・一万円にも採用)

戦前も含めると8種類の百円券が存在しています。

昔から、百円という単位は使いやすい単位だったのかもしれません。

レア度が高いお金編

第1弾・二千円札

第2弾・五百円札

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