最近のニュースで話題になっているウクライナ情勢。今、ウクライナとロシアの緊張が高まっています。
ロシアの強硬姿勢や、アメリカ・欧州各国の介入が原因で国際問題となりました。
ウクライナの国内には親ロシア派も存在し、問題はより複雑化しています。
問題の渦中にある国・ウクライナ。今日はウクライナについて見ていきましょう。
参考・出典先→外務省HP ウクライナ
目次
1991年独立 東欧の国 ウクライナ

ウクライナは東ヨーロッパに位置する国で、ベラルーシ、ロシア、ポーランド、スロバキア、ハンガリー、ルーマニア、モルドバと国境を接しています。
日本からの直行便なく、ヨーロッパ経由で12〜14時間かかります。(乗り継ぎ時間含まない)
首都はキエフで、人口はヨーロッパで8番目に多い4,159万人(クリミアを除く)(ウクライナ国家統計局:2021年)です。
日本との時差は7時間で、日本より7時間遅れています。
鉄道が通っており、大きな空港もあるため、交通のアクセスは良いです。
主要都市には地下鉄や市電も走っています。
ウクライナの外交 ロシアとの関係は?

第二次世界大戦後、ソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)の一部となり、ソ連が崩壊した1991年(平成3年)に独立しました。
ロシアやCIS(独立国家共同体)と限定的な軍事関係を結びつつ、NATO(北大西洋条約機構)とも提携を結んでいます。
2014年にヤヌコビッチ政権(当時)がロシアとの連携を深めましたがデモや抗議運動が起こり(尊厳革命)、政権が倒されました。
これに対し、ロシアはクリミア併合・ドンバス戦争を起こしています。
ロシアとの関係はこの頃から急速に悪化し、今に至ります。
美味しい料理がたくさんあるウクライナ あの食べ物の発祥の地

日本でも有名で知っている人も多い「ボルシチ」の発祥はウクライナです。
ウクライナの人たちにとっては味噌汁的存在です。
寒い冬に食べるアツアツの「ボルシチ」は最高に美味しいですよね!ウクライナでは暑い夏でも冷えた「ボルシチ」を食べているそうです。
他にも、ブイヨンやピロシキ、ペリメニなど世界的に有名な食べ物が多いウクライナ。
全体的に、味が濃く、肉とじゃがいも、きのこが多く使われています。
トマトや玉ねぎなどはあまり使われていません。
肥沃な農地が広がるウクライナには美味しい料理がたくさんあります。
日本でも、ウクライナ料理が食べられるお店があるので気になった方はぜひ行ってみてください!
苦難を乗り越えてきた国にある魅力の名所

ウクライナには多くの観光スポットがあり、世界遺産もあります。
首都・キエフ最古の教会である「ソフィア大聖堂」や、1051年に創建され世界遺産でもある「ペチェールシク大修道院」など歴史ある建物が代表的です。
ウクライナは古くからロシアや隣国の影響を受けており、建物が似ています。
自然も豊かで資材運搬用の線路上に存在する「愛のトンネル」は、写真映えするスポットとして有名です。
まだ現役の路線で、1日数回列車の往復があります。
歴史のある建物から自然まで、広大な土地を持つウクライナは魅力満載の国です。
あの大事故を起こした施設もウクライナにある

1986年(昭和61年)4月26日にチェルノブイリ原子力発電所で事故が起きました。
この発電所は現在のウクライナに存在します。
発電所は解体されず、事故当時のままになってます。
所要時間は首都・キエフからバスで1時間です。
現地ツアー会社が企画しているツアーに参加しないとチェルノブイリ内には入れません。
行く際には注意しましょう。
まとめ
今日はウクライナについてまとめました。
ウクライナはまだまだ発展途上国ですが、魅力が沢山ある国です。
地理的に欧州各国とロシアの間にあるので軍事・経済で重要な土地になっています。
ロシアとの間で緊張が高まっていますが、どうなるのでしょうか。
犠牲者を出すことなく、対話で解決してほしいです。
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